小学校で英語の学習が取り入れられつつあります。これまでの英語教育は、しゃべれる力を養っていない、とも言われます。小学校でどのように英語の授業を作っていくのか、これからの課題ですね。
幼児期に、子どもは言葉を獲得していきます。言葉を憶えていくっていうことは、親にとってとても嬉しいことです。不完全な発音でも、「うーん、よくしゃべったねえ。そうだねえ。」なんて、子どもに向かって話しかけていると思います。決して、それは正しい発音じゃないわね、なんては言わなないでしょう。このように、子どもが発語を学習している時には、ごほうびが周囲から与えられているのです。これは、社会的な強化と言えます。つまり、子どもは絶えず発語の学習を楽しんでしているということですね。
今回のわくわく授業「看護学校の英語」でも、生徒たちはとても楽しみながら学んでいました。先生は、自分たちでロールプレイのシナリオを作って発表するよう機会を作っていました。シナリオを考えることに楽しさを感じるでしょうし、みんなの前でうまく発表できれば達成感もありますよね。これらは、内的なごほうびにつながっています。
2007年6月18日月曜日
小野小学校
本日は、県の委嘱事業で兵庫県の小野市立小野小学校を訪問して、授業を見学しました。小野市は、そろばんの生産地として有名で、教育にも熱心に取り組んでいる地域です。小野小学校は城跡に立っていて、校舎も瓦屋根になってる凝りようです。すでに20年が経つそうですが、年月を感じさせない立派な建物です。

これは、ハバタン。懐かしいですねえ。

さて、授業は3年生の国語と社会を見学しました。子どもたちを授業へ魅きつけて、注意を集中してもらうことが学力をつける基本だと感じているのですが、これが難しくなってるんですね。これは、訪問したほとんどすべての学校に共通しています。国語では、まず漢字の書き取りをそれぞれの子どもが取り組んでいました。こういった作業でも、ごほうびはやっぱり効果的です。先日、テレビで任天堂DSで漢字の練習をさせたら、成績がのびたという報道をしてました。もうすでに、IT機器は文字入力の認識はお手の物です。この学習効果は、おそらく正解したときのオーディオビジュアルな即時的フィードバックが、子どもにとって楽しいからだろうと思います。自分でドリルに書き入れてもフィードバックがないのですよね。あと10年くらいで、読み書きの練習はコンピュータにとって代わられてしまうかもしれません。
社会では、やはり授業の構成が大切だと思いました。どういう作業をするのか(すべきか)、その手順をわかりやすく視覚的に示すことはとても重要です。授業にメリハリをつけるためには、作業時間がどれくらいあるのか予告して、終了も音などで知らせるとよいでしょう。作業のあとに、それを発表させると何らかのフィードバックを子どもたちに返せますね。先生も、実物投影機を使ってモニターに映し出して、他の子どもに見せてました。でも、ちょっとモニターが小さかったでしょうか。大きく前面に映し出すと迫力があっていいかなと思いました。家庭のテレビよりずっと大きい画面で、ぜひ。

これは、ハバタン。懐かしいですねえ。

さて、授業は3年生の国語と社会を見学しました。子どもたちを授業へ魅きつけて、注意を集中してもらうことが学力をつける基本だと感じているのですが、これが難しくなってるんですね。これは、訪問したほとんどすべての学校に共通しています。国語では、まず漢字の書き取りをそれぞれの子どもが取り組んでいました。こういった作業でも、ごほうびはやっぱり効果的です。先日、テレビで任天堂DSで漢字の練習をさせたら、成績がのびたという報道をしてました。もうすでに、IT機器は文字入力の認識はお手の物です。この学習効果は、おそらく正解したときのオーディオビジュアルな即時的フィードバックが、子どもにとって楽しいからだろうと思います。自分でドリルに書き入れてもフィードバックがないのですよね。あと10年くらいで、読み書きの練習はコンピュータにとって代わられてしまうかもしれません。
社会では、やはり授業の構成が大切だと思いました。どういう作業をするのか(すべきか)、その手順をわかりやすく視覚的に示すことはとても重要です。授業にメリハリをつけるためには、作業時間がどれくらいあるのか予告して、終了も音などで知らせるとよいでしょう。作業のあとに、それを発表させると何らかのフィードバックを子どもたちに返せますね。先生も、実物投影機を使ってモニターに映し出して、他の子どもに見せてました。でも、ちょっとモニターが小さかったでしょうか。大きく前面に映し出すと迫力があっていいかなと思いました。家庭のテレビよりずっと大きい画面で、ぜひ。
2007年6月15日金曜日
コーディネート課題実習
今日は、ゼミの院生(現職教員)がコーディネート課題実習でお世話になっている小学校6年のクラスを見学しました。コーディネート課題実習は、特別支援教育コーディネーターコースの2年次前期に実施される学校現場実習で、この期間はほぼこの実習に専念することになります。
広汎性発達障害のお子さんが在籍するクラスの国語の授業でした。ゼミ生は、個別の指導としてソーシャルスキルトレーニング(SST)を実施する予定にしています。発達検査のほか、行動アセスメントをおこなっています。これをふまえて、実際の行動上の課題に近い状況設定で個別のSSTをおこないます。この際、通常学級との連携が大切になってきますので、担任の先生へコンサルテーションもしてゆきます。このなかで、クラスにおけるSSTや対象児への即時的な強化を図っていく予定です。このような試みは、おそらく今後の通級指導教室のあり方に対する一つのモデルとなっていくことでしょう。
今回の授業見学だけでなく、多くの小学校を訪問して感じていることがあります。授業中に、廊下からの子どもの声が結構聞こえるのです。ADHDやPDDの子どもは、注意をコントロールするのがとくに苦手です。ほかの子どもにとっても、授業に集中できない要因になります。これが不思議なのです。私の専門から考えると、注意の転導性を高めてしまう不必要な刺激は極力除くべきです。また、静かな環境ほど先生の話への注意は高まるはずです。まず、子どもが授業に集中できる環境を作っているか、考えてみてはいかがでしょう。
広汎性発達障害のお子さんが在籍するクラスの国語の授業でした。ゼミ生は、個別の指導としてソーシャルスキルトレーニング(SST)を実施する予定にしています。発達検査のほか、行動アセスメントをおこなっています。これをふまえて、実際の行動上の課題に近い状況設定で個別のSSTをおこないます。この際、通常学級との連携が大切になってきますので、担任の先生へコンサルテーションもしてゆきます。このなかで、クラスにおけるSSTや対象児への即時的な強化を図っていく予定です。このような試みは、おそらく今後の通級指導教室のあり方に対する一つのモデルとなっていくことでしょう。
今回の授業見学だけでなく、多くの小学校を訪問して感じていることがあります。授業中に、廊下からの子どもの声が結構聞こえるのです。ADHDやPDDの子どもは、注意をコントロールするのがとくに苦手です。ほかの子どもにとっても、授業に集中できない要因になります。これが不思議なのです。私の専門から考えると、注意の転導性を高めてしまう不必要な刺激は極力除くべきです。また、静かな環境ほど先生の話への注意は高まるはずです。まず、子どもが授業に集中できる環境を作っているか、考えてみてはいかがでしょう。
2007年6月10日日曜日
第5回勉強会
今回は、メンバーの研究授業を紹介していただきました。小学校1年の生活科で、あさがおの苗を観察してどんなことを感じたのか言葉で言って、さらに身体でも表現してみよう、というものです。ご本人は、うまくいかなかったとおっしゃていましたが、プロジェクトM的に色々と気づくこともあって参考になりました。他のメンバーがビデオを撮影してくれていたのも助かりました。学校の授業作りを考える時、ここが一番難しいんですね。授業についての何らかのデータがないと、やっぱりコメントも何もできません。できるだけ、観察した先生の解釈が入っていない一次資料が欲しいのです。何度かそのビデオを見ましたが、3回目くらいで気づくこともありました。
一般的に学習案を作成する時は、授業のねらい、構成、教材の工夫などが中心となると思うのですが、意外とその授業で子どもがどんな反応を見せるのか、それはどんな行動で現れるのか(言動、表情など)についてはあまり考慮されないのではないでしょうか。しかし、ここが大切です。あるねらいで授業を進めたとき、まずはそれへ子どもがどんな反応を示すかを予想することが必要ではないでしょうか。それによって、子どもが先生の意図や授業内容を理解しているのか、興味を持っているのかリアルタイムで確かめていくことが大事です。
一般的に学習案を作成する時は、授業のねらい、構成、教材の工夫などが中心となると思うのですが、意外とその授業で子どもがどんな反応を見せるのか、それはどんな行動で現れるのか(言動、表情など)についてはあまり考慮されないのではないでしょうか。しかし、ここが大切です。あるねらいで授業を進めたとき、まずはそれへ子どもがどんな反応を示すかを予想することが必要ではないでしょうか。それによって、子どもが先生の意図や授業内容を理解しているのか、興味を持っているのかリアルタイムで確かめていくことが大事です。
2007年6月6日水曜日
学校生活と自信
学校生活で示す子どもの姿。その背景に、自分自身に対する自信が行動に影響していると、感じる人は多いであろう。たとえば、いままで積極性に乏しかった子どもが、何かの達成経験をしたことで、大きく変化をすることもあろう。自信に溢れた姿を見せて何事にも積極的に取り組む子ども。もちろん、過度な自信はあまり望まれるものではなく、成長とともに、自分を客観視できる力も、備わってくることが期待される。ただ、「自分を信じてがんばりました!」といえる、姿を見たときに、周囲の人はどんな働きかけを行ったのか。そこに支援のヒントがあるように思う。そして、「できるはず!」と自分を信じることができる力って素敵だ。と思う。
子どもだち、みんなが適度な自信をもつこと。って大切だけど、じゃあどういう取り組みがあるのか?自分の力を信じてがんばろう!仲間を信じてがんばろう!と、自分を信じ、希望を抱けること。そんな子どもたちに多く出会いたい。そして、子どもたちが過ごす学校教育現場には、子どもたちの自信の支援に関する、多くのヒントがあるはずであろう。
子どもだち、みんなが適度な自信をもつこと。って大切だけど、じゃあどういう取り組みがあるのか?自分の力を信じてがんばろう!仲間を信じてがんばろう!と、自分を信じ、希望を抱けること。そんな子どもたちに多く出会いたい。そして、子どもたちが過ごす学校教育現場には、子どもたちの自信の支援に関する、多くのヒントがあるはずであろう。
2007年6月1日金曜日
粟賀小学校
今日は、ゼミの院生(現職教員)の現任校・粟賀小学校を訪問して授業を見学しました。粟賀小学校は、兵庫県のちょうど中央部にあります。山間部でもありませんが、どちらかというと牧歌的な風景に囲まれた町の小学校です。院生の方は、M2前期の「コーディネート課題実習」という授業の一環として週に1日、現任校で特別支援教育コーディネーター業務についての実地修練をおこなっています。
見学させていただいたのは、4年生の国語の授業でした。現在の先生が担当されてから、対象のお子さんの様子はだいぶ落ち着いたとのことです。また、肢体不自由担当の先生が交流でクラスに来ていて、対象のお子さんへTT的な支援も担当されていました。担任の先生からの指示が本人にわかりにくかったりした場合に、個別の配慮が必要に応じてされていて、ある意味では、通常のクラスでの理想的な支援体制となっていました。
先生の子どもへの指示はメリハリが効いていて、聞いていて理解しやすそうな感じでした。これは、発達障害のお子さんがクラスに在籍する場合、大切ですよね。それから、予期しない子どもの発言へもその場に応じて返答されていました。例えば、ある子どもが「そんなのええん(じゃない)」と言ったとき、「ちゃうねん」と自然に返してました。こんなふうに、授業中の子どもの言動や振る舞いに適切なレスポンスをしていくのも重要でしょう。
授業中の課題を先生に見てもらってチェックを受けた子どもへは、「済んだ人は読書しておいて」という指示がなされていました。読書は、自分の好きな本(マンガ?)でいいようで、みんな真剣に読んでました。このプロジェクトの趣旨から解説しますと、まず、自分の好きな本を読めるというのは、とても効果的な「ごほうび」になります。そのために課題への取り組みが良くなりますし、課題が終わってからも静かに待っていることができますね。


見学させていただいたのは、4年生の国語の授業でした。現在の先生が担当されてから、対象のお子さんの様子はだいぶ落ち着いたとのことです。また、肢体不自由担当の先生が交流でクラスに来ていて、対象のお子さんへTT的な支援も担当されていました。担任の先生からの指示が本人にわかりにくかったりした場合に、個別の配慮が必要に応じてされていて、ある意味では、通常のクラスでの理想的な支援体制となっていました。
先生の子どもへの指示はメリハリが効いていて、聞いていて理解しやすそうな感じでした。これは、発達障害のお子さんがクラスに在籍する場合、大切ですよね。それから、予期しない子どもの発言へもその場に応じて返答されていました。例えば、ある子どもが「そんなのええん(じゃない)」と言ったとき、「ちゃうねん」と自然に返してました。こんなふうに、授業中の子どもの言動や振る舞いに適切なレスポンスをしていくのも重要でしょう。
授業中の課題を先生に見てもらってチェックを受けた子どもへは、「済んだ人は読書しておいて」という指示がなされていました。読書は、自分の好きな本(マンガ?)でいいようで、みんな真剣に読んでました。このプロジェクトの趣旨から解説しますと、まず、自分の好きな本を読めるというのは、とても効果的な「ごほうび」になります。そのために課題への取り組みが良くなりますし、課題が終わってからも静かに待っていることができますね。


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